2014年11月20日木曜日

大義なき解散より、4月の増税を責めよ

TVマスコミのポピュリズムは「大義なき解散」キャンペーンで頂点に達しています。解散がおかしいとさかんに言い立て、町中の人にインタビューして回っている。確かに内情を知らない立場から言えば、自分も今回の解散の必要性は感じられません。しかし、「大義なき解散」を騒ぎ立てる陰で、密かに「うやむや」にされようとしている事実の方が重大です。

それは「4月の増税は正しかったのか」という論点です。もちろん、これを町中の人にインタビューすれば、ほとんどの人が「増税は間違いだった」というはずです。ところがこれをやらない。やると、4月に増税すべきと主張した財務省、御用学者、そして御用学者の記事をありがたく掲載したマスコミ連中が不利になるからですね。実に汚い。

かわりに、しきりに「大義なき解散」ですべてを染めてしまう。4月の増税の責任はうやむや~。はぁなんのことだっけ~?ほくそ笑む財務省。これがマスコミの正体です。野田政権時代の「マスコミ増税キャンペーン」でうんざりした自分ですが、「また始まったか」という感想です。

やっぱり日本をダメにしているのは、マスコミなんですね。