2017年9月20日水曜日

まんまとアベの罠に嵌る民進党

衆議院の解散選挙が濃厚ですが、早くも自民党の「争点つぶし」の罠にまんまと民進党が嵌ったようです。なぜそうなってしまうのか?

マスコミ報道によれば、自民党は選挙の争点として、消費税増税の税収増の使い道として「全世代型社会保障、教育の無償化・支援」などを打ち出すとしています。これは民進党が打ち出している「オール・トゥ・オール=消費税の増税を社会保障の充実に」というスローガンとほとんど同じような印象を国民に与えます。これなら国民は民進党を選択する必要はありません。

これに対して民進党は、ものマネだとか、トンビに油揚げをさらうような恥知らずの行為と批判しているようですが、ほとんど負け犬の遠吠えようなものです。こうした争点つぶしは過去にもすでに経験済みであり、当然ながら簡単に予測できたことです。

なんでこうなるのかw。
それは、民進党が今までと何も変わらないままだからです。
繰り返します、「民進党は何も変わっていない」。

民進党の政策は眠っていてもわかる、
新鮮味も何もない、シーラカンス政策だからです。

以前にも書きましたが、絶対に争点を潰されない方法は簡単です。消費税の増税に強烈に固執する政策を止めて、ヘリコプターマネーによって世の中のおカネを直接に増やす方法を行い、それを財源として育児、教育、社会保障など年金の安定化を図ればよいのです。

これは自民党には絶対にできない。なぜならカネを貯めこんでいる富裕層はインフレを嫌い、高金利を望み、世の中のおカネを直接増やすことに大反対だからです。ヘリマネは、まさに市民のための政策だからです。

ところが民進党は財務省に騙され、わざわざ自民党と同じ土俵「消費税増税」に上がって戦おうとしている。これじゃあ争点つぶしもへったくれもありません。民進党が自ら潰されにノコノコやってくるのですから、アベは笑いが止まらないでしょうw。

アベが最も怖いのは、消費税を増税するか、しないか、それを二者択一の焦点にされること。同じ増税なら、こりゃ自民党の楽勝だね。

この際だから、民進党は大敗して跡形もなくなったほうがいい。財務省に騙されて国民に増税を強制するような野党はいらない。潰れてこそ、ようやく気が付くかもしれませんね。

自民党もダメ、民進党はもっとダメ、またしても選挙はまったく期待できませんね。

2017年9月15日金曜日

ひきこもりと学校制度の見直し

ひきこもりの増加が取り沙汰されていますが、いじめの問題も深刻化しています。旧態依然とする学校システムはそろそろ全面的な見直しが必要な気がします。

ひきこもりの増加には、いじめの問題が大きく関係していると思われます。直接いじめを受けなくとも、意図的に無視・仲間はずれにするといった状況も数多くあると思われます。そうした学校の状況が改善されない中で、自分の生存を守る行為として、ひきこもりは合理的な判断です。

むしろ、世間がひきこもり行為を問題視することで、ひきこもりに罪悪感(うしろめたさ)を覚えさせ、社会や両親からのプレッシャーと、学校でのいじめから逃れたい願望の葛藤によるストレスに耐えられず自殺したり、精神に異常をきたすことにあるではないかと思われます。

もし本気でひきこもりを無くしたいのであれば、学校の環境を変えるべきでしょう。学校を変えることなく、学校へ引っ張ってゆくのは拷問に近い所業です。

学校のどこがまずいのか。恐らく、すべての生徒を特定のクラスに押し込めて集団教育する、まるで工場のような大量生産型の教育に問題があるのではないかと思うのです。確かに大量同時教育は、生産効率が高いでしょう。しかし人間性は考えられていません。人間関係には、合う合わないが必ずあります。合わない人ともうまく連携できる能力を獲得できれば良いのですが、誰でもそれができるわけではありません。する必要もありません。

学校の基本的なしくみ、例えば無作為にクラス分けした多人数集団教育、画一的な教育内容などは相当に古いですから、抜本的に見直しが必要だと思われます。教師や生徒の意識改革でどうになかるとは考えられません。

クラス制や学区制を廃止して、完全にフリーの状態で好きな教室で授業を受けるようにしたり、授業ではなく独学中心(ただし試験で理解度をしばしば確認する)のコースを用意したり、自分達のペースでコミュニケーションすれば済むような環境を整えてやればストレスはかなり軽減されるはずです。クラス単位で強制的に行われる学校行事を止めて、自由参加で行う行事を多数用意するなどの工夫も必要だと思います。

こうした、教育内容の多様性を確保しようとすれば、教師、相談員などの人手がより多く必要になるわけで、もちろんおカネが必要です。しかし、こうした分野こそ人工知能やロボットによって失業が増える時代にあっては、生身の人間の活躍できる場であり、ますます力をいれるべき分野だと思われます。

もちろん財務省のように、口を開けば「財源がー」などと言っていては何もできません。たかだか最近話題の「教育の無償化」すら財源ガーと騒ぐ始末。そんなにカネが惜しいのか。

財源よりも、人の人生、人の命がはるかに大事です。カネなんか刷ればいくらでもできますが、人間の命はそうはいかないのです。



2017年9月14日木曜日

通貨量の重要性が理解できない人々

新聞テレビ、御用学者、政治家の多くが消費税の増税を推進し、財政再建に賛同しているが、いま増税すれば日本経済にトドメを刺す結果になる。頭は大丈夫なんでしょうか。

まず、民進党。消費税を増税しても、それを再分配すれば消費が増えると考えているらしい。そもそも消費税は、ある人の消費を減らして別の人の消費に付け替えるだけなので、消費の総量が増えるわけではない。消費の総量を増やすためには、おカネを付け替えるのではなく、世の中を回るおカネの量を増やしてやらねばならないのですが、そんな簡単なことすら理解できないんですから本当に不思議です。

老後や将来に不安があるからおカネを使わずに貯めるのだという。消費増税による社会保障が安定すると不安がなくなって消費が増えるなんて、財務省のレクチャーそのままに信じているようです。しかし不安が減れば本当に消費が増えるかどうか、誰もわからないでしょう(前例がないw)。

そもそも、資産家のように老後の生活に必要とは思えないほどのカネを大量に貯めこんでいるのはなぜか?それは老後に不安があるからではないのです。人間はそもそもおカネを貯め込む性質があるからです。将来の不安など関係ありません。

これがもし消費税の増税ではなく、金融資産課税のように、「貯蓄によって死蔵されているおカネ」に課税して低所得層に再分配するのであれば、社会全体の消費は増えるでしょう。結局のところ、いかなる税制であれ、世の中を回るおカネの量を増やさなければ経済に良い影響は何もありません。

それと、財政再建を叫ぶ新聞テレビ、御用学者、政治家。財政再建は「国の借金ガー」ばかり騒がれますが、そもそも1000兆円以上の国の借金によって銀行預金が1000兆円発生しているという事実をまるで理解していません。例えば家計の金融資産が1800兆円あると騒いでいますが、この多くの部分が国の借金ガーによって生み出された銀行預金です。

もし本気で財政再建をするのであれば、世の中から1000兆円の銀行預金が消えて無くなるわけです。そんなことをすれば、景気が良くなるはずありませんね。もし、本気でそれをやろうと主張しているのであれば、国民に包み隠さず「世の中の預金を1000兆円減らします」と言えばいい。都合の悪いことは言わないw。

本当のアフォなのか、日本を潰そうとする外国のスパイなのか、金融街の手先なのか、はたまた宇宙人の侵略かw。

本当に困った人たちだと思います。


2017年9月13日水曜日

グラフで見る、カネを刷らない日本経済

日本の経済がダメになったのはおカネを刷らないからです。それはおカネの伸びと経済指標(経済成長率・雇用者報酬・税収・物価)の推移をグラフ化して並べてみれば誰でも簡単に分かる事実です。

(じいちゃん)
「今日は、カネを増やさない日本の経済がどうなったか?を、グラフで見てみようと思う。日本は「カネを刷らない国の経済がどうなるか」の実例を世界に示しておるのじゃよ。多くの人は日本はカネが唸るほどあると思っているじゃろうが、実際のところおカネの増え方は日本が経済成長を続けてきた時代に比べると半分にも満たない状況じゃ。世の中のおカネの伸びはマネーストック(M2:現金預金)の伸び率でわかる。マネーストックの伸び率が低いと経済成長できなくなる。まずマネーストックの伸び率と名目GDPの推移をグラフで見てみよう。

①カネを刷らずにGDP頭打ち


1990年まではおカネの伸びがおおよそ10%くらいあり、その間はGDPがぐんぐん成長しておる。ところが1990年を境におカネの伸びは急激にほぼゼロにまで激減し、その後は3%程度の伸びに留まっている。すると1990年以降GDPの伸びは減速し、ほとんど成長しなくなってしまったのがわかる。これをマネーストックの伸び率と名目経済成長率のグラフで見てみよう。

②カネを刷らずに経済成長低迷



(ねこ)
「おカネの伸び率と経済成長率の変化がピタッと一致しているにゃ。おカネの伸び率と名目経済成長率には強い相関関係があるのにゃ。」

(じいちゃん)
「そういうことじゃ。これはたまたまそうなった(擬似相関)のではない。おカネが経済活動の媒介をしているのじゃから、世の中のおカネが増えなければ経済成長できないのはある意味で当然の成り行きとも言える。

経済成長しないとどうなるかというと、労働者の給料がちっとも増えなくなる。世の中のおカネが増えなければ、働いても働いても給料が増えないのじゃよ。マネーストックの伸び率と雇用者報酬(全国の労働者のお給料の合計)をグラフで見てみよう。

③カネを刷らずに労働者の賃金低下

マネーストックの伸びが激減した1990年以後、雇用者報酬は伸びなくなり、逆に減り始めた。働けど働けど我が暮らし楽にならざり、というわけじゃ。おまけにカネを増やさないから税収も増えない。次にマネーストックの伸び率と税収、政府支出をグラフで見てみよう。

④カネを刷らずに税収減少・財政悪化

カネの伸びが減った1990年を境に税収の伸びはピタッと止まった。とはいえ社会保障などに必要な政府の支出は減るはずがないので、歳入と歳出の差はどんどん開き続ける結果になったんじゃ。これが「ワニの口が開く」というヤツじゃよ。じゃがワニの口が開き始めたのは、世の中のカネが増えなくなったからだとわかる。」

(ねこ)
「とんでもないにゃ。世の中のおカネが増えないから労働者の給料は減る、その一方で世の中のおカネが増えないから税収も増えずに財政赤字になるにゃ。そして財政赤字だからといって、財務省が減ってゆく労働者の給料からさらにおカネを毟り取ろうとしているにゃ。そんなことしないで世の中のおカネを増やせばいいのにゃ。」

(じいちゃん)
「その通りじゃな。ところが財務省とその取り巻きである新聞テレビ、御用学者、自民党の税制調査会の議員連中は世の中のおカネを増やすよりも、税率を引き上げてちっとも増えない労働者・庶民の所得からさらにカネを奪おうという発想しかない。そんなことでデフレを脱却できるなんて考えるのはお笑いじゃよ。おカネを増やさないと物価は上昇しない。それをマネーストックの伸びとインフレ率のグラフで見てみよう。

⑤カネを刷らずにデフレから脱却できない

1973年と1979年に物価が跳ね上がっているが、これはオイルショックによるものでおカネの量とはあまり関係がない。これを見ても1990年以降はインフレ率がゼロあるいはマイナスという状況が長く続くようになっておる。カネを増やさいからインフレ率が高くなるはずがない。」

(ねこ)
「馬鹿みたいなのにゃ。おカネを増やさないから経済がおかしくなっているのはグラフを見れば誰でもわかるのに、おカネの話になると新聞テレビも御用学者も、見ざる、聞かざる、言わざるになってしまう。なんでおカネを増やさないのかにゃ。」

(じいちゃん)
「そう思うのが普通じゃが、中には「カネが増えないのは景気が悪いのが原因であって、日銀は悪くない」なんて主張する人もいるじゃろう。だが日銀はおカネを発行できる立場なのだから、おカネが増えないのはまさに日銀に責任がある。とはいえ通貨制度に欠陥があることも事実じゃ。

このサイトでは何度も説明しておるが世の中のすべてのおカネは借金から作られている、つまり「誰かが借金しなければ世の中のおカネは1円も増えない」という通貨制度になっておる。そのため日銀がおカネを発行したところで、誰かが借金しなければ世の中のおカネは1円も増えない(いわゆるブタ積み)。そこで世の中のおカネを増やすために今までは政府が借金する(国債を発行して市中銀行が国債を買う)ことで世の中のおカネを増やしてきた。ところがその結果として国債の発行残高が1000兆円を超えるようになって、財務省が大騒ぎしているわけじゃよ。」

(ねこ)
「アホみたいだにゃ。誰かが借金しないと世の中のおカネが増えない通貨制度がおかしいにゃ。」

(じいちゃん)
「左様、じゃからこそ通貨制度改革が必要だとわかるはずじゃ。誰も借金しなくても世の中のおカネをふやすことができる通貨制度に変えなければならんのじゃ。それが政府通貨制度なんじゃよ。詳しくは本編サイトの他の記事を読んでくれるとありがたいのう。」

本編サイト




2017年9月8日金曜日

火星移住計画の不思議

宇宙番組は好きなので良く見ますが、火星に人類が移住してコロニーを作り、やがて宇宙にひろがってゆくのですなんてフレーズを聞いて、なんとなくそう思っていたけど、なんか疑問湧いてきました。先進国の人口減少してますからw。

火星に移住してコロニーを作るってことは、人口が増える、どんどん人口が増え続けて宇宙に広がっていくという話。宇宙モノのアニメや映画なんかも、だいたい人口ががんがん増えることが前提になってるんです。しかし世界の先進国では人口が減少傾向にあります。日本なんかすごいペースで減りそうな話ですし。

となると、あれらのテレビ番組や映画は、まるで前提から成り立たないじゃないですか。人類が宇宙に広がるどころか、地球で人口が減って、いなくなるんじゃないの?なんで、火星や宇宙に移住したとたんに精力バリバリになって、子供増やすんでしょうかw。ありえないです。

そもそも、人口が減るってことが、生物学的に言えば変なんです。何らかの原因があるから、人口が減るわけですよ。それをきちんと考えないと、人類が宇宙に広がるどころか、地球から出る前に人口減少で自滅してしまいますよw。ああいう番組を制作していて疑問に思わないんでしょうか。

なんで自然の摂理に反して人口が減るのか?そんなの子供を育てる義務とか本人の自由意思の問題じゃなくて、環境が何かおかしいからでしょう。途上国の人口は今でも増えてますが、それらがやがて先進国になると、どの国も必ず人口減少を始める。こうなると、社会システムによって、人口増加が阻害されていると考えるのが科学的な解釈でしょう。

科学的と言えば、これ、人間じゃなくて普通に「野生動物」を観察していて、動物の数が減少しはじめたら、なにかの環境要因があるはずだと騒ぎになるでしょう。動物の自己責任とか、自由意志とかそういう話じゃなくて。人間も動物ですから、人口減少には何らかの環境要因が想定されて当然だと思います。

生活している環境が悪化しないのに、勝手に数が減って消滅する動物なんて、聞いたことがありません。

火星移住計画の前に、人口が自然に増える社会システムにしないと、人類が宇宙に広がるどころじゃないよw。と、思いました。