2015年3月30日月曜日

「自己責任」という言葉の都合良さ

「自己責任」という言葉を好む人がいるようですが、困ったことに何に対しても「それは自己責任だ」と言い放てば結論を出したような気分にしてくれるようです。しかしこの自己責任という言葉は、かなりご都合主義的です。

多くの物事の原因には必ずその対象者の行動と、周りの環境という二つの要因が関係しています。ですから、どんな物事も「それは自己責任だ」と言おうと思えば言えるのです。つまりすべての物事に対して使えるなら、原因を区別する用語としては不適切であることを意味します。

たとえば、ある人が道路を横断して車にはねられたら、それも「自己責任」だと言えます。道路を渡ったから事故に遭ったんだから、道路を渡った人の責任だ、といえば、確かに責任がないとは言えません。しかしすべての責任がその人にあるわけではない。ですが「自己責任」と言い放てば、その本人以外の責任はまるで「無罪放免」になるわけです。非常に身勝手な言葉です。

ですから、自己責任もあれば、環境にも問題があり、その両方をしっかり考慮して問題の再発防止に努めるのが論理的に正しいアプローチ方法のはずです。「自己責任」と言い放てば、それ以外を改革改善する必要はないと言い放っているわけです。それでは問題は繰り返し発生すると思われます。

2015年3月28日土曜日

飲酒量が増加中

「失業してるんだから」と思って、倹約のためにお酒は控えめにしてきたんですが、最近どんどん増加しつつあります。なぜかと考えてみると、どうやら書籍を執筆していることと関係がありそうです。というのも、朝起きてから昼過ぎくらいまで、無い脳みそを全回転で考えているため、その作業を終了すると、無性に酒が飲みたくなるんです。

会社で仕事していたころは業務に集中して脳みそフル回転でしたから、帰宅したら酒を飲まないわけにいかない状態だったわけです。緊張から解放されると飲みたくなるんですね。いまは執筆によってかなり大脳前頭葉を酷使してるわけです。ちなみに前頭葉は意識を集中する機能を果たしていますから、そのような緊張状態から解放するには、アルコールによって前頭葉を麻痺させるのが効果的というわけです。実に論理的だ。

そうなんだよ、これは「やむを得ない」ことだね。私の意思の問題じゃないんだ。そうだそうに決まっている。そういう事にする。


2015年3月26日木曜日

やっぱ飛行機はこわい

ドイツの格安航空会社の飛行機が墜落したという。墜落というか、岩山に突入したようなもので、かなりの高速で激突したらしい。ニュース映像などをみると、機体は文字通り粉々になっており、山腹は粉をまいたような状態になっていた。ミニチュアで言えば、お菓子などで使われているウエハースという素材で作った模型飛行機に若干の重りをのせて、自動車くらいの速度で壁にぶつけた感じか。木端微塵になるわけだ。

それにしても、昨年にもマレーシア航空が消えてなくなるという原因のよく分らない飛行機事故が起きている。今回も失速するわけでもなくそのまま高度を下げて山腹にまっすぐ突っ込んだという。いやはや、不気味ですね。これも自動操縦が何らかの影響を与えているのでしょうか。次世代の自動車開発競争が「自動運転」だそうです。確かに便利かも知れませんが、トラブルが起きたら即事故になりそうな予感。太陽フレアで磁気嵐なんか発生したらどーなるんですかねえ。道路ぐちゃぐちゃ。

2015年3月24日火曜日

安倍は正しいが資本主義は時代遅れ

自分は左派を自認していますが、左派とはまるで考えが違います。どのように違うかと言えば、たとえば安倍首相に対する評価がまったく違うという点です。

自分は安倍首相を高く評価しています。なぜなら経済政策において、資本主義のシステムの範囲内で最適の政策を行っていると考えているからです。基本的に3本の矢は、いずれも資本主義において経済を活性化させる効果があるとされる典型的な手法であり、それをすべてやるという姿勢は、資本主義のシステムの枠内で行う政策としては最善のアプローチであろうと思うからです。

しかし、資本主義のシステムそのものについては、すでに時代遅れであり、資本主義そのものを変革する必要性が世間にも認識れつつあります。つまり資本主義のシステムに則ってどれほど最適な政策を行っても、資本主義そのものから生じる問題や矛盾を解決するのは不可能であろうという立場です。

つまり、優秀な人材であればあるほど、システムに則って行動するため、そのシステムに最適な行動ができますが、それが良い結果をもたらすかどうかはシステム次第だろうと考えています。その意味で安倍首相は非常に優秀で資本主義の申し子のような人物です。自分は安倍首相を責める事はしません。何の問題も解決しないからです。

なぜなら、現在が資本主義とは別のシステムであったなら、安倍首相は別の行動を取るだろうと予測するからです。安倍はシステムに沿って正しい判断をします。システムが人を支配します。ですから自分の興味は政治家個人よりも、人々の行動を支配する社会システムの変革に集中しています。そこが既存の左派とはまったく違うところです。

ちなみに、経済と並んで外交政策においても左派とはまったく異なります。自分は、外交とは弱肉強食の無法地帯において犯罪者と渡り合う行為に等しいと考えています。ですから日本に批判的な国は全て敵であり、中国共産党や韓国は暴力団と見ています。したがって日本政府は総力を挙げて中国共産党を崩壊させ、韓国政府を外交的に叩きのめすのが正しいと考えています。

しかし、中国人や韓国人とは交流を深め、互いに理解し合う必要があると考えています。互いに尊重し、共存の道を歩むことが大切です。真の友人にならなければならないでしょう。しかし、その妨げになっているのが反日プロパガンダを推進する中国共産党と、それにコントロールされている反日韓国政府です。この両反日政府があるかぎり本当の意味での日中友好や日韓友好はあり得ないと考えています。一刻も早くこれらの政府を叩き潰すことが友好につながります。

普通の左派の人が聞くと発狂するでしょうが、自分は自分が左派だと思っています。


2015年3月23日月曜日

やばい 中毒ゲーム買っちまった

絶対買わねえと決めていた中毒ゲーム「Civlization V」を買ってしまった。もともと5,000円くらいで売っていたのを知っていたが、あれは危険だし、高いから買わないと思っていたのに、Steamで期間限定激安745円で売っていたのを発見して衝動買いしてしまった。

かなり以前に初代のCivlizationに没頭して大変なことになったので、それ以来、続編が出ても絶対に買わないようにしていた。これのヤバいところは始めるとキリがなくなるところです。そもそもプレイに必要な時間が長い上に、選択肢が多くて悩み、負けると頭にきて繰り返す。そのくせ難易度の高い設定で挑みたくなるから余計に始末が悪い。

危険だ。ウィルスなみに危険なので、買ったけどまだダウンロードしていない。うちのネット環境が超低性能なのでダウンロードにとんでもない時間がかかるから、やりたいとか思ってもすぐできない点がまだ幸いというべきか。とにかく放置。

2015年3月22日日曜日

資本主義が最悪ではなく拝金主義が最悪

自分は資本主義を徹底的に批判しているので、資本主義そのものが最低最悪の経済システムと考えているかと言えば、実はそうでもありません。財の生産と分配が普通に機能できる状態であれば、資本主義のメカニズムはむしろソビエトや中国のような共産主義のシステムよりはるかに優れていると考えています。それは、企業経営理論に関する学習を少しでもするとわかります。単に労働者として賃上げを要求する左派の立場からだけではシステムの全体は理解できない気がします。

しかし問題は、時代と共に環境が激変し資本主義が生産と分配のシステムとして十分に機能しなりつつあるなかで、資本主義が拝金主義と結合し、強欲な金融資本主義に変貌したことにあると考えています。これは欧米が起源です。

つまり、資本主義に拝金主義が結合したことで、カネのためには手段を選ばないという、最低最悪の経済システムになり、それが世界に蔓延している現状を激しく非難するものです。しかしもはや生産技術の爆発的な進歩により経済環境は大きく変化し、元の資本主義に戻すことはできません。ゆえに新たな経済システムの構築が必要だと思うのです。

しかし今の日本の政党はどの政党を見てもそんな経済システムを目指す政党はありません。自民党は言うに及ばず、維新の党も基本的に資本主義の枠内でのみ政策を考える政党です。一方でいわゆる左派政党は考えが古すぎてゾンビのようなものです。革新と言いながら、30年前の革新をいまだに繰り返しているような印象です。そもそも憲法改正反対とか意味不明だし。

こうなったら、やはり独自に活動するしかないのかも知れません。ライフワークとして面白いかも知れませんね、もちろん、その前に就職先を探さないと飯が食えませんがw。


2015年3月21日土曜日

どうも調子が良くない

出ない。いや厳密に言えば入力に対する出力の比率が1以下である。だからだんだん貯まってくる。しかしおカネではない。なるべく循環を良くしておきたいヤツだ。おなかがキツイ。食物繊維は比較的よく取れているはずだが、運動不足か、はたまた寝不足が原因か。酒をガンガン飲むと解消するのはわかっているが、これはあまり体に良くない。やっぱ今日は早く寝よう。

2015年3月20日金曜日

本の販売戦略みなおし

ピケティ氏をタイトルに絡めて無料で本を配布して読者を増やそうという戦略でしたが、現実はなかなか難しいようです。経済関係の本とはいえ、もう少し伸びるかと思いましたが、累計でまだ700程度です。そこで気を取り直して、今度は別の戦略でいきます。というか、当たり前の話なんですが。

つまり著作が1冊だけだと信用されないし、無料本の効果が薄い気がするんです。著作が5冊くらいあると、見る目も違う気がするんですね。そこでまずは時間がかかっても著作を増やすことを考えます。著作を有料で出し続け、それで累計4~5冊になったら、流行している経済時事を取り上げて無料の本を書いて読者を引っ張るという流れです。でもこれが当たり前ですよね。

とにかく本を書かなくては。次回作の金融の話はまだ文字数2万5000文字しか出来ていないけど、目標10万文字だから先が長いね。その次は年金・労働の話、その次はグローバル経済。その次は未来型経済。あー先が長い。その前に生活資金が底を突くこと間違いなしだw。


2015年3月18日水曜日

中国は自国民を殺戮した歴史を直視せよ

中国共産党は日本に対し「侵略の歴史を直視せよ」と繰り返し、大々的に行事まで行っている。しかし、日中戦争における民間人の犠牲とは比較にならないほどの大虐殺が中国共産党によって行われたという歴史を直視する勇気はないらしい。極めて卑怯な連中だ。

中国共産党はその歴史において決して消し去る事のできない二つの大虐殺を行っている。大躍進政策と文化大革命だ。いずれも数千万人の中国人民が犠牲になったとされ、もちろん隠ぺいされているため事実は明らかにされていない。

自国民に対してこれだけの虐殺を行ったのであれば、それを二度と繰り返すことのないよう、大々的な記念行事を行わねばならないのは当然だ。そして中国共産党はその行事において、中国人民に毎年のように謝罪しなければならない。そして賠償も必要だ。

ところが、そんなものなかったかのように日本の戦争犯罪のみ毎年とりあげ、日本政府を糾弾することに喜々としているのが中国共産党だ。そして驚くべきことに、中国共産党は大躍進政策と文化大革命によって数千万の人民を虐殺した毛沢東を建国の父として今も崇め奉っている。あろうことか習近平は血にまみれた毛沢東を理想にしているという。こんな連中に常識など通用しないことはあきらかだ。

大躍進政策や文化大革命は中国の内政問題として済ませられる問題ではない。これは「人道に対する罪」だからだ。太平洋戦争後、東京裁判において人道に対する罪が明確な犯罪となった。その東京裁判を支持する中国共産党はこの世界のルールを無視して日本の人道に対する犯罪のみを糾弾することはできない。それはご都合主義であり、ダブルスタンダードだ。

大躍進政策と文化大革命は人権に対する犯罪である。中国共産党はこの犯罪の歴史を直視し、誠実な謝罪と賠償をおこなう国際的責任がある。

2015年3月16日月曜日

韓国の反日左翼は甘やかされて増長

韓国の左翼はさんざん反日活動を行ってきた。しかもかなり過激で暴力的な活動ですら「反日である」という理由だけで黙認されてきた。その結果、韓国の反日左翼は増長して勘違いするようになったのであろう。日本に対して何をやっても許されるために、行動の抑制がきかなくなっている。自分たちの正義のためには何をやっても許されるとの勘違いが、今回の米国大使襲撃事件の背景にあるのではないだろうか。

韓国の反日活動は極めて過激で暴力的である。韓国の反日デモでは日本の国旗を焼き、国鳥のキジを殺して内臓を食い、ブタを八つ裂きにし、日本の政治家の写真にナチスの鍵十字を描き、踏みつけ、侮辱する。極めて暴力的で粗雑である。

そして、いわゆる親日派の知識人に対しても非常に高圧的で暴力すら振るう。たとえば日本統治時代を客観的に分析している韓国の大学の先生が、反日活動家からあからさまに暴力を振るわれている動画がある。従軍慰安婦なるものを中立的な立場から分析した書物などを出版すれば総出で騒ぎ立て、慰安婦とされる老人の前で土下座を強要される始末である。このような行為は、たとえどのような背景があるにせよ、先進国では野放しで許されるようなものではない。しかし韓国では「反日」と名前が付けば、どんな人権侵害も許されてきたのだ。

そのため、反日左翼活動家は増長し、何か自分たちが正義の代理人であるかのごとく酔狂し、何をしても許されるがごとき錯覚が日常的な感覚と化したのであろう。

そしてついに米国大使襲撃に発展した。そもそもこの事件の前に、同容疑者は日本大使に対しても投石を行っていたが、これが「反日」であったために「許された」のである。つまり今回の米国大使襲撃事件は「反日であればどんな行為も許される」韓国がいかに非常識であり、歪んだ犯罪者を生み出す危険性があるかをよく物語っている。

米国は韓国の犯罪者に極刑を求めるべきだろう。もし日本のように適当なところで妥協すれば、問題がどんどんエスカレートすることになるだろう。

2015年3月15日日曜日

Yahooニュースに見られる親中、嫌韓の傾向

Yahooニュースを見る機会が多いのですが、非常によく取り上げられるのが、なぜかレコードチャイナの記事です。その記事にはある種の傾向があるように思われます。非常に興味深い現象です。ある意味、このメディアの体質をよく表しているのかも知れません。

多いのは、「中国における親日中国人の紹介」です。中国人の肉声というかたちで、日本の文化に感心した、民度の高さに驚いた、日本に行けば考えが変わる、などの記事です。逆に日本を侮蔑する中国人という記事はあまり出てきません。一方で、安倍首相の中国政策に対しては批判的な記事がほとんどです。しかも多くは米国などの報道を引用してきます。普通の人がこれらの記事を読むと、中国人に対する反感は和らぎ、中国人と日本人の関係が良くないのは安倍政権のせい、という気分になります。

一方、レコードチャイナには韓国人の日本に対する記事も極めて多いです。その記事の多くは「反日韓国人」に関する紹介です。特に韓国ネット民の日本人に対する侮蔑表現で溢れています。普通の人がこの記事を読むと、韓国人に対する反感をますます高める事でしょう。それらの結果、中国とは関係改善しても良い気分になりますが、韓国とは断交したくなる気分になるわけです。

もちろん、中国政府の意を受けたレコードチャイナが戦略的にこれらの記事を発信しているのは当然ですが、それをYahooニュースでは大々的に取り上げているわけです。なんでか知りませんけどね。レコードチャイナがスポンサーなのかも知れません。

自分は中国との関係改善はすべきでないと考えています。なぜなら、北朝鮮と関係改善する事と同じだからです。

中国は独裁政権であり、貧富の格差や公害・土壌汚染を放置し、政治家が私腹を肥やしてアメリカに資産を隠しているような国です。苦しんでいるのは人民でしょう。北朝鮮と同じです。ですから、日本が中国共産党との関係を改善し、その体制を持続させる事は、日本のエゴのために多くの中国人を不幸にすることになります。その意味で民主党や共産党はエゴイストです。

日本のすべきことは、中国の民主化を支援することです。内政干渉?中国も日本に堂々と内政干渉してきています。あんな独裁国家に対しては「内政干渉」こそ正しい対処です。他の国と同じに対応すべきではないと思います。

中国共産党が打倒されて民主化が実現する時が、日本と中国の「誠の友好」の始まりだと考えています。

無料著作のダウンロード 初日がピーク

アマゾンに出品中の無料著作のダウンロードが徐々に減ってきました。映画の例では封切後の3日間がピークでだいたいそれで興行収入が予測できる、なんて話を聞いた記憶があります。本なんかもそんな感じなのかも知れませんね。

なにせ広告手段は自分のホームページだけですから、厳しいものがあります。そのため、流行もののピケティ先生の名前を本のタイトルにからめたわけですが、逆にそれがなかったら全然ダメだったかもです。う~ん、どうしたものでしょうか。とにかく書き続けるしかないです。


2015年3月14日土曜日

生産性向上の目的と資本主義・ポスト資本主義

生産性の追求といえば、何か資本主義的なものと考える人が多いのではないでしょうか。日本の左派を観察すると、経済成長を否定するなど、生産性の向上を目指していないように感じられます。しかし自分はまるきり反対で、次の時代を担うポスト資本主義(社会主義という言葉のイメージが誤解を生むので使うのをやめます)こそ生産性を徹底的に追求すべきだと考えています。しかし、その目的は資本主義とは異なります。

資本主義における生産性の向上は、利益つまりおカネが目的です。ですから生産性が向上すると従業員を「解雇」することでコストダウンを図り、市場競争力と利益を確保します。つまり資本主義における生産性の向上は常に「解雇」が伴い、利益が最優先されます。それは企業という存在が悪いからではなく、そうしなければ生き残れない経済システムになっているからです。企業もシステムに逆らえば滅びるのみです。

ポスト資本主義における生産性の向上は、「カネを稼ぐために労働する」ことからの解放を目的とします。生産性が向上すれば、労働時間が短縮できます。雇用はワークシェアリングにより維持します。労働時間が短縮されれば、残りの時間を「おカネを稼ぐこと以外の活動」に充てる事ができます。たとえば、週休4日制になれば、その4日間を怠けているのも、ボランティアするのも、芸術やスポーツ活動するのも自由です。おカネに縛られず自由に活動できる。おカネ以外の目的のために働くことができます。

もちろん一つの仕事が生きがいなら無休でどんどん休日出勤しても問題ないですし、自営業なら365日働き続けても、誰にも文句を言われる筋合いはないでしょう。

ところで、すぐにわかる事ですが、ポスト資本主義は途上国のように供給力が低くて人々の需要を十分に満たせないような国には導入できません。そのような国では労働時間を短縮すれば国民が貧しくなるからです。資本主義が高度に進歩して生産技術が向上し、生産力がどんどん過剰になって失業が増え、モノが余るような社会になって初めて労働時間の短縮が可能になると思います。

そして、残念ながらいまの資本主義のままでは、生産性の向上による「労働時間の短縮」は不可能です。いまのままでは生産性の向上は失業を増やし続けるだけです。なぜなら、資本主義は利益最優先のため「長時間・低賃金労働」の企業が生き残るシステムになっているからです。システムを変えるときです。システムを変えない限り、システムに逆らえば滅びるのみです。

2015年3月13日金曜日

著作の無料化でダウンロード増加中

著作「「ピケティの資産課税」に賛同する7つの理由」のアマゾンにおける無料配布が開始されたら、ダウンロードが増え始めました。無料化初日は午後からだったので40そこそこでしたが、昨日は135になりました。累計170くらい。このまま伸び続けるとは思えませんが、本のジャンルがジャンルだけに、良い方かなと思ったりします。おかげさまで無料ランキングが20位以内(16位)まで上昇しました。そうなるとランキングの最初のページに表示されるので、露出が増えると思います。

問題は、この著作の内容をみなさながどこまで「面白い」と思っていただけるかですね。本編のサイトを紹介してあるので、そちらのアクセスが伸びれば「反響アリ」と思うのですが・・・ほとんど目立った変化ありませんね。これからですかね。第二作目はおよそ構成を考え終わって、書き始めたところです。4月中には出したいです。

2015年3月12日木曜日

右派と左派の接点はあるか?

自分は自然科学系の人間であるため、すべては「観察すること」からスタートします。そのため普通の人とはかなり違う価値観を平気で持ったりします。

さて今回も普通じゃないです。左派と右派の接点です。

と言っても、標準的な右派と左派じゃないです。この場合の左派とは「左派を自認する自分」の事です。おそらく典型的な左派から見れば自分は極右と思われる事間違いなしです。

自分は左派を自認しますが、チャンネル桜は良く視聴します。左派に言わすとチャンネル桜は「極右」ですよね。でも民主党や共産党など日本の左派の話よりもこっちの方が共感できます。その主たる理由は、自分の政治イデオロギーが「愛国」「国家主義」だからです。

しかし、経済について言えば、脱資本主義を目指しています。それを広い意味で社会主義と呼べば、左派の範疇にはいる。だから自分は左派を自認しているわけです。

自分にとって右派は、政治イデオロギーのみならず経済イデオロギーにおいても共感できる部分があります。それは「経世済民」を推進し、「国際金融資本」「新自由主義」「グローバリズム」に反対している点です。また日本国民の生活を守ること、コミュニティーや助け合いを大切にする点です。いわゆる欧米の個人主義的ば利益追求に立脚した社会制度ではなく、日本独自の共生や団体主義的な価値観を有した社会制度です。

では、何が自分の考えと違うのか?それは右派の人たちがそれを「資本主義システム」で完結できると信じているのに対して、自分が資本主義システムは限界であり、次の段階へ進む必要があると考えていることです。つまり、途中までまったく同じなのですが、その先を目指すか、目指さないかの違いに過ぎないと感じるのです。

そんなわけなので、自分には今の日本の右派と左派の争いが極めて無意味で、バカバカしいものにしか見えないわけです。そんなことを言えば、自分が右派からも左派からも非難される事は間違いないですが。

しかし、右派と左派のムダな争いを減らして、もっと是々非々で国策を推進できるはずだと思うんです。

やはりアマゾン・キンドルの威力でかい

昨日、アマゾン・キンドルで作品第一号の書籍の無料配布が行われるようになりました。他のサイトでは無料化してもあまりダウンロードされていませんでしたが、アマゾン・キンドルで無料化されたとたんにダウンロードが伸び始めました。本編サイトでアマゾンを推奨しているので、その影響がどこまであるかわかりませんが、とりあえず伸びてます。やはり、電子本はアマゾンが圧倒的に強いんですね。

2015年3月11日水曜日

ネクストワールドは失業蔓延の荒廃社会か

科学技術の進歩は、いやおうなく人間の雇用を奪います。生産現場におけるロボット導入は単純労働を奪いましたし、今度は人工知能により知的労働も奪う事になると言われています。しかし、本来は人間を労働から解放するために発明されるこれらのロボットや人工知能が「人間の雇用を奪う」として危機であるがごとく言われるのはおかしな話です。

「科学技術が進歩すればするほど、人間は労働から解放される」というのは正しい命題のはずです。ところが「働かないと給料が得られないため、人間は働かなくてはならない」という現実との矛盾が生じるため、この命題が成立しない。この矛盾の原因は最初の命題が誤りなのではなく、後の現実つまり「働かないと給料が得られないため、人間は働かなくてはならない」ということが、そもそも誤りである事に起因すると思います。

もしそうでないとすれば、ネクストワールドは失業の蔓延する荒廃社会となることが確実です。ほとんどの労働は機械が担うようになり、生産現場からは雇用がどんどん失われます。膨大な人が失業者として溢れ出します。その失業者に雇用の機会はあるか?ありません。

人間の需要はかなりの部分が満たされており、新たな産業が生まれたとしても、失業者をすべて吸収できるわけではない。それでも時間と共にますます機械化が進んでますます労働力が余る。失業率をみると、現代の欧州ですら20%という国もあるほどですから、将来的に失業率40%とか50%とか、当たり前になるかも知れませんね。

それで社会が維持できるのか?
困ったものです。

ようやく楽天での無料登録完了

楽天の運営する出版サービスKoboライティングライフは、かなり混雑しているらしい。おかげで無料登録が済んで、検索で表示されるようになるまでかなり時間がかかった。

キンドルの販売価格を無料にしてくれるよう、先ほどアマゾンにメールを送ったので、返事待ちです。これが通れば、4社から無料配布になります。でも、分野が分野だけに、無料にしてもあまり興味をもっていただけないようです。前途多難だ。

2015年3月10日火曜日

電子書籍を出版開始

作品1号の出版を開始しました。基本は無料配本です。登録は済ませたのですが、あとはまだ無料設定になっていない販売サイトもあるので、それを無料にする手続きを行うところです。

タイトルは「ピケティの資産課税に賛同する7つの理由」。掲載サイトは、アマゾンキンドル(まだ99円)、楽天(手続き中)、グーグルプレイ(無料)、パブー(無料)です。本編のサイトからアクセスできます。

アマゾンキンドルに最初に99円で登録したけど、全然売れないので、速攻で無料配本に切り替える事にしました。しかし分野が分野だけに、無料でもはたして読んでくれる人が居るのかどうかが問題です。無料だからと言って読んでくれるわけでは無いので、プロモーションしなきゃ。

2015年3月9日月曜日

確定申告書を作る

確定申告の期限が近付いてきたので、申告書を作成しました。昨年の8月に会社を退職しているので、収入がへったため、計算したら15,000円くらい還付になった。しかし住民税がドンと来るから焼け石に水だね。おまけに健康保険の保険料がすごい、いままで毎月37,000円だったけど、今年も毎月30,000円は取られるでしょう。最大の出費は健康保険です。

健康保険を何とかしてくれないと税金より高いよ。まあ何しろ日本の医療体制は健康保険で維持されてるわけだから、減らせば良いというわけにもいかない。医薬品が高すぎるのかね。しかし製薬会社で働いていたこともあるから微妙な気分。でも医薬品の製造原価率は一桁だし、やりようはある気がするけど。命に係わる部分だから難しい。

2015年3月8日日曜日

PowerMacG4にSSDはオーバースペック

久々に改造欲がわいてきてPowerMacG4にSDDを突っ込もうかと思ったが、ネットで良く調べたらオーバースペックだった。PowerMacG4のバス転送速度が最大で100MB/sなのに対して、SSDは500MB以上あるらしい。最近のHDDは高速なので、テラバイト級なら転送速度100MB/sを超えるらしい。ならHDDで良いかも。

その代りに、メモリを増設する気になってきた。ただしメモリの規格も古いので、普通のパソコンショップだと512Mで5,000円とかする。検索したら、なんとアマゾンで1,400円のメモリを発見、ついでに内蔵電池まで発見した。アマゾン恐るべし。

そうすると、SATA規格の余ってるHDDを接続して、さらにメモリ増設する。メモリ3枚入れても5,000円以下で済む。これでPhotoshopとIllustraterにそれぞれ500MBのメモリ割り当てて動かせば、相当に快適になるんじゃないかな。

2015年3月7日土曜日

古いMac活躍中 改造したくなる

電子本出版のための作図、画像処理が必要となったので、PowerMacG4を引っ張り出してきた。昔、まだおカネに余裕のあった頃に使っていたもので、PhotoshopとIllustraterのがインストールしてある。その頃は、こいつを使って印刷用のデータを入稿までやっていた。

その後、貧乏生活に突入してからはWindowsマシンになったが、ソフトが無いからグラフィック関係では使い物にならない。そこで、古いけどMacにお出ましいただきました。

当時のモニタは4:3だったのですが、現在使用中のモニタが24インチワイド16:9のため、繋いだらとんでもなく横に引き伸ばされてしまいました。勿論古いMacには16:9のアスペクト比モードなんてありませんから。散々悩んでいたら、D-sub接続でなく、DVI接続にすると、24インチのモニタの側で「アスペクト比固定で表示してくれるモード」があることが判明して解決。だけどDVI接続の必要があるなんて説明書に書いてないぞ、不親切じゃ。

キーボードとマウスがすでに壊れていて、Windows用のものをUSB接続して使用できた。ただしこのMacにはUSBポートが2つしかないので、USBメモリを差し込めなくて閉口した。

使ってみたところ、古いけど、全く問題なく使用できました。さすがソフトが違うと作業性が格段にちがう。ただし、起動時間が異常に遅い。まあ散々拡張機能を突っ込んだので仕方ないか。別にMacでゲームやるわけじゃないから、画像処理だけなら速度的に十分カモ。と思ったが、そのうち改造欲がだんだん膨らんできた。ハードディスクが遅すぎるんだよね。

SATAカード差し込んで128GのSSDブチ込んだろか、と考え始める。予算13,000円ほど必要。しかし、とんでもなく古い機械なので、拡張カードとか無いだろうと思ったが、根気よく探すと在庫処分の「SATAカード」があった。おお。

さらに調べると、Mac中古パーツを大量に扱うショップを発見。中古CPUアクセラレータがあった。これは中古でも少々お高い。予算16,000円ほど必要。う~ん、予算が無いのでこっちは様子見か。とりあえずハードディスク周りの高速化をやるかな。すでにかなり古いHDDだから、交換の時期ではあるし。



2015年3月5日木曜日

電子書籍は昔のホームページみたいだ

電子書籍は昔のホームページみたいな感じです。表示するデバイスでレイアウトがまったく変わってしまうからです。今でこそホームページはレイアウトが固定化されていますが、昔はウィンドウのサイズに応じて大きくレイアウトが変わるので、見る環境によってかなり違ってました。

その頃は、HTMLはタグの種類なんかも少なかったので、ぜんぶエディタでやっつけましたが、今は複雑なのでホームページをエディタで作ろうなんて気にはなりません。

そのうち、電子書籍のファイルも複雑化するんじゃないかな。

2015年3月4日水曜日

ダイレクトパブリッシング苦戦中

元手がかからず自費出版できるという「ダイレクトパブリッシング」。今のところアマゾンキンドル、楽天Kobo、GooglePlayブックス、パブーというところで運営しているらしい。最初はアマゾンキンドルだけでいいか、とか思っていたら、そうもいかなくなった。

というのも、なにしろ自分は「無名」なので、最初から有料で売っても売れるはずないと思ったからです。まずは無料で1冊読んでいただいて、少しでもファンを増やそうという戦略にしたのですが、なんと、アマゾンでは販売価格を無料にできないことが判明。無料にできるのはキャンペーン期間の数日だけ。ず~っと無料にできないらしい。

こらあかん、というのでいろいろ検索しまくったら、どうやら同じ本を他の出版サイトにおいても同時に販売したら、「販売価格を他社に合わせても良い」という話があるらしい。だから、他社サイトにおいて無料販売していたら、アマゾンでも無料販売できる、という裏ワザがあった。おおそうかそうか、楽天Koboで無料販売できるらしいから、楽天Koboでも登録すればいいじゃん。

甘かった。アマゾンと楽天はアップロードできるファイル形式が違っていて、別々に用意しなきゃならない。しかもアマゾンの方はワードのファイルからmobi形式へ変換できるcalibreというソフトと使い方を丸一日かけて調べ上げたが、楽天の方は、「最新のEPUB3」とかいう形式のみ対応で、ソフトで普通に変換できるEPUB形式はアップロードで弾かれてしまった。どうやら最新すぎて対応していないらしい。おいおい、最新のにすりゃいいってもんじゃないよw。

そんなこんなで新たにEPUB3形式ファイルの作り方を調べて、テストするのにさらに1日を費やしてしまった。その結果、「でんでんコンバーター」というサイトで、エディタを使ったテキスト形式の文書を最新のEPUB3形式に変換できることが判明。楽天でもアマゾンでも同じファイルでアップロードできることが確認できた。つまり、こっちで作り直しだ。

いや~疲れました。でも、これからエディタ使って編集しなきゃならんので、まだ苦労しそうだね。販売価格ゼロ円で売るのも大変だw。


2015年3月3日火曜日

野党は難癖より法案出せ

国会答弁における野党を見ていると失望します。汚職政治家の任命責任とか、ISIL人質事件への対応の不備とか、はっきり言って「くだらん」ことで国会の時間を費やしている。

与党に難癖つける暇があるなら、野党は法案を出してほしい。法案を出して、どっちの法案が優れているのか論戦していただきたい。それが「対案を出す」ということです。国会は立法ですから、与野党の格闘技をみたいわけじゃない。法案で対抗してくれ。

そして、国会では野党の法案もしっかり審議していただきたい。そうじゃないと「自民党=守り、野党=攻撃」の構図ばかりだ。野党の法案に対しては逆になってやりあう。その方が国会論戦は格段に面白くなる。国民の知識も深まるでしょう。

野党再編とか、そんなものより、まずは野党が法案をどんどん出すべし。法案を出せば野党の法案作成能力も鍛えられます。そして国会論戦が面白くなれば、国民の関心も高くなると思います。

2015年3月2日月曜日

「国民不労所得」はロボット化で実現

不労所得とはなぜ可能なのでしょう?不労所得は、おカネを持っている人が働かず、代わりに誰かが働くことで成り立ちます。ですから国民全員が不労所得を得るようになるのは物理的に不可能です。しかし、可能になる方法があります。ロボット化です。

不労所得はそれを得る人は働かず、別の人が働くことで成り立ちます。であれば、別の人に働いてもらうのではなく、ロボットに働いてもらえばよいのです。たとえば、日本の人口が1億人だとすれば、1億台のロボットが人間の代わりに働けば、1億人の人が不労所得を得る事ができるわけです。

このようにすれば、国民すべてが不労所得を受け取れる「国民不労所得」が実現します。

もちろんこれは究極の姿です。しかし、ロボットまでいかなくとも、機械化は確実に進歩しており、たとえば人間の20%の能力を持つ機械が1億台あれば、20%の不労所得を得られるはずという事が論理的にわかります。もちろん単純計算の話です。

ところが、それが実現しない可能性があります。ロボットを誰が所有するのか?という問題です。特定の誰かがロボットを独占すれば、その誰かがすべての不労所得を得る事になります。

さて、現代社会でも機械化は着実に進歩しており、であれば、国民不労所得がわずかでも実現しそうな気がしますが、それは実現していない。そうです、機械がほぼすべて企業に独占されているからです。別に企業を責めるつもりはありません。しかし、機械化で仕事が減り、失業が増えるにつれて、生産性が高まるにも関わらず「モノがうれなくなる」という現象が増えてきます。それはこのことと関係が深いのですが、長くなるのでやめておきます。


2015年3月1日日曜日

社会主義は金融改革で8割完了する

資本主義といえば、昔の古臭いイメージだと革命みたいな社会全体の大改造を想像するでしょう。しかし、自分はもっと簡単でシンプルだとイメージしています。金融の仕組みを変えれば、ほぼ8割は完了だと考えています。なぜなら、資本主義とは資本つまり「カネ」に支配された経済システムだからです。資本主義とは金融システムそのものです。

そして今、この金融システムが機能不全になっています。資本主義の金融システムは「カネからカネを生む」ことが動機となっているため、利子が得られないと投資が行われなくなり、これが世界経済を停滞させる原因となっています。「カネからカネを生む」という私利私欲によって金融が支配されているわけです。だから、カネが稼げないなら何もしない。やるのはバブルで利ザヤを抜くこと。絶望的です。

そこで、私利私欲によって支配される金融から脱却し、おカネを利子のためでなく、経済や社会のために循環できる仕組みに変える。資本主義はおカネを私利私欲のままにまかせる経済システムですから、金融改革は完全に資本主義を否定することを意味します。従ってこれを何と呼ぶか?社会主義と呼びます。経済や社会のための金融システムに変えるからです。単にそれだけの事です。

それだけの事ですが、金融システムを変えるだけでも社会は徐々に、しかし大きく変化し始めると思います。おカネが回り始めれば、あとは国民が私利私欲でも何でも、自由に経済活動を行う事で、放置していても問題の大部分が解決すると考えています。なぜなら経済活動つまり生産が活発になれば、税収も増え、社会保障のための財源も確保できるようになるからです。

おそらく、民主党とか共産党の見解とは全く異なるんじゃないかと思います。自分のいう社会主義と彼らの考える社会主義は雲泥の差があるはずです。自分に言わせれば、日本の左派こそが古臭い固定観念に縛られた社会主義の先入観を打ち捨て、新たな社会主義を打ち出すべきだと思います。

結局のところ、ポスト資本主義を何と呼ぶかなど、あまり重要ではありません。ですが、何か名前を付ける必要はあるでしょう。