2015年11月13日金曜日

マイナンバーと共に資産課税の導入を

賛否が交錯しているマイナンバーだが、自分はマイナンバーそのものにはほとんど無関心です。しかしマイナンバーと同時に資産課税を導入するのであれば、賛成したい。

マイナンバーによって個人の預金口座が明確になるらしいが、さらに拡大して金融資産や不動産登記にまでマイナンバーを広げると資産の把握が可能になります。するとピケティ氏が主張していた「資産課税」の可能性が現実味を帯びてくるからです。

ピケティ氏の資産課税のアイディアを否定する理由として挙げられていたのが、個人の資産を把握することが現実的に難しい点でしたが、マイナンバーを拡大すれば、資産の把握はより可能になります。そもそもサラリーマンの所得は完全にガラス張りであり、隠すような資産もありませんから、庶民にとっては問題は無いでしょう。

おまけに、資産に課税するといっても、庶民の微々たる資産に課税されることはありません。資産総額なら例えば1億円以上、金融資産なら3000万円以上とかにすれば、働き盛りの現役世代はほぼ無税です。もちろんこれはおおよその話です。

資産課税を導入して、消費税をゼロに減税します。
貯め込むより、おカネを使わせます。
これならマイナンバーに賛成。