2016年3月23日水曜日

世代間格差の是正は消費税でなく資産課税

新聞を斜め読みしていたら「世代間格差の是正のために消費税の増税が必要」などというピンぼけなことをまだ主張している人間がいるらしい。突っ込みどころ満載だが、税制だけで言ってもまったくナンセンスな考えだ。

世代間の格差は所得の格差ではなく資産の格差である。
よって、金融資産課税によって格差を是正するべきだ。

単純明快だ。おまけにマイナンバー制度が普及すれば、個人ごとの金融資産は簡単に把握できるようになる。現実性の高い制度だ。消費税の増税で世代間格差是正というのは、あまりに間接的なので効果が不明確だ。金融資産課税でシンプルにスパッと解決すべき。