2016年2月22日月曜日

日銀引受で緩和・為替・景気対策を同時に狙え

このところの急激な円安は投機筋によるものとの見方があり、為替介入すべきとの意見も出ているようです。しかし、ここは「日銀の国債直接引き受け」で一石三鳥を狙うのが面白いと思います。

まず、日銀が20兆円ほど国債を引き受けてその現金で政府が財政出動を行えば、景気対策になります。最近はOECDが日本に財政支出を要請していますから、それにも応えられます。個人消費を底上げする目的で給付金を支給しても良いです。

財政支出したおカネは日銀当座預金に入ります。ですから金融緩和とほとんど同じ効果があります。どうせ金融緩和するんだったら、おカネをただ銀行に積むんじゃなくて、世の中に一巡させてから銀行に積んだ方がいいでしょ。

そして、通貨量が増加すれば通貨安になるのは当たり前です。20兆円といえば、相当なものでしょう。そんなわけで、日銀の国債引き受けで「財政支出で景気対策」「金融緩和政策」「為替安政策」の3つを同時に狙えます。

良いと思うんですけどねえ。禁じ手ガーが出没すること間違いなしですけどw。