2014年9月14日日曜日

本当の「ふるさと納税」で、地方ばら撒きを抑止

地方ばら撒きをどうしても許せない方には、別の方法があります。本当の意味での「ふるさと納税」です。そもそも「ふるさと納税」という制度はあるのですが、意味不明の制度です。ふるさと納税とは、自分の現在の居住地ではなく、故郷に納税できる制度なのかと思ったらそうではありません。ふるさとに寄付すると、寄付した金額が税金の控除対象になる、という話です。あまり面白みがありません。

しかし、本当の意味でのふるさと納税という制度が実現したら?つまり、納税者が自分で地方税を納税できる自治体を選べるとしたら?これは画期的なことだと思います。

納税者の「意思」で地方を活性化できるのです。

たとえ納税額の50%でも、納税者の意思で自由に納税先を選べることが出来れば、たとえば、東京都民が沖縄県の経済の惨状をみて、沖縄県に納税することを選択したら、沖縄は激変します。地方自治体は、都市圏の納税者の注目を得るために、さまざまな情報を発信し、さまざまなサービスを提供します。自治体が魅力的な計画を立案し、賛同する納税者を集めるのです。

そうすれば、地方へのばら撒きは、もはや必要ではありません。しかも、その税金の使い道は、わけのわからない箱モノや道路、飛行場ではなく、国民のために使われるのです。面白いアイディアだと思うのですが、税金の利権にたかっている連中には反対されるでしょうね。