2016年12月7日水曜日

「拝金主義VSポピュリズム」なら妥当

イタリアの国民投票やオーストリア大統領選挙の新聞マスコミ記事を読んでいると、きちんとした民主的投票の結果であるにもかかわらず、相変わらず、大衆主義だの、ポピュリズムだの、現在の政策に不満を示した多くの市民をまるで「悪者あつかい」するような表現が溢れています。

こんな、あからさまに一方的な「善・悪」の構図で決め付ける新聞マスコミが、本当に報道の自由とか、中立性などという価値観を持ち合わせているのか疑問に思わざるを得ません。

新聞マスコミが露骨にグローバリズムの立場を支持しているのは明白ですが、だからといって、グローバリズムを「善」「正義の味方」として美化し、反対する立場を「悪」「悪の集団」としてこき下ろすのでは、あまりに一方的です。つまり不公平です。いわば偏向と言えます。

新聞から見て、一般市民の政治行動が「ポピュリズム」「大衆主義」である言うのであれば、逆に市民の立場からすれば、新聞マスコミや既存の政治エリートの政治は「拝金主義」「拝金主義グローバリズム」です。カネのため、資本利益のための政治。ですから、その実態を双方の立場から公平に言えば、

「拝金主義VSポピュリズム」

そうです、ヨーロッパで生じている現象は、拝金主義VSポピュリズム。悪VS悪です。どっちも、ろくなもんじゃねえw。クズ対クズ。これなら表現として公平でしょ。ポピュリズムがクズなら、拝金主義もクズ。

現代は、拝金主義とポピュリズムの戦いだ
お似合いじゃないですかww