先日、ドイツが国債の新規発行をゼロにする事に成功したとのニュースが流れていましたので、また財政再建派が騒ぐと思っていましたら、案の定、そういうブログがYahooニュースに紹介されていました。
ドイツにはできるが、日本には財政再建をやる気が無いとかいう話です。借金はいずれ返さなければならないとも言っていました。読む前から内容がわかる程度の話ですが、こういう話を盲目的に信じる人は多いのではないでしょうか。
しかしそのブログからは肝心な論点がすっぽり抜けており、ご都合主義的な雰囲気が感じられました。その論点とは、「ドイツは膨大な貿易黒字を計上している」ということです。貿易が黒字だと通貨が外国から流入するため、財政は黒字になりやすいのです。一方の日本は火力発電用の燃料の輸入費増大の影響もあって、貿易収支は赤字、経常収支もギリギリの状況です。ドイツに比べて日本は財政再建をやりにくい。すなわち、経済状況がドイツと日本では異なるため、同じ土俵で比較するのは無理があるのです。
しかも、ドイツが貿易黒字で財政再建を達成しているという事は、逆に貿易赤字の国を生み出している事であり、貿易赤字の国は財政再建どころか、財政破たんに向かう危険性があるのです。つまり、ドイツの財政再建は貿易赤字国の犠牲のもとに成り立っているわけです。ですから、黒字垂れ流しのドイツが世界で批判を浴びています(中国はもっと黒字垂れ流しですが)。
また、「借金は返さなければならない」という暗示もまたバカバカしい。そもそも現代社会におけるすべての通貨は誰かの借金から出来ている(信用通貨)わけですから、借金をすべて返すと経済は破綻します。未来永劫に借金をしつづけるのが資本主義の基本システムなのです。
政府、家計、企業のいずれかが銀行に借金することで経済が成り立つ、それが資本主義ですから、「借金を返せ」とは、笑うしかありません。誰がどれだけ借金するか?財政政権とはその比率をどうするかというだけの話なのです。根本的に狂っています。狂った中で、狂った理論に合わせてうんちくを述べられても、「まあ、確かにそうだけどね」と苦笑するしかありません。
2014年9月11日木曜日
インフレ時代の年金制度は賦課方式で
年金方式には「積み立て方式(若いうちに自分が積み立てたおカネを老後に受け取る)」と「賦課方式(現在の労働年齢層からおカネを集めて高齢者に分配する)」があります。
ところで、インフレになると、とりわけインフレ率が高くなると、貯めたおカネの価値が相対的に低下するため、高齢者の方々は不安に思われるかも知れません。積立方式の年金の場合はインフレを心配する人が増えるでしょう。このような制度だと、インフレに反対する世論が増え、インフレターゲットや金融緩和に反対する人も増えるかも知れません。
しかし積立方式が優れているかと言えば、欠点も多いでしょう。運用に失敗するリスクもあります。おまけに、多くの人が年金のためにおカネを使わず貯め込めば、経済を停滞させる事にもなります。運用のためにファンドが組まれ、世界的に投機に走るリスクもあります。「カネさえ増やせば良い」という姿勢になりがちです。
ですから、賦課方式の方が良いと思います。賦課方式の場合、労働年齢層の所得に税金をかけて財源とし、年金を支給するわけです。するとインフレになればその率に応じて税収も自然に増加することが間違いないからです(インフレとは循環通貨量が増大する事なので、それに課税すれば税率が同じでも税収は増大する)。つまり支給額が物価スライドになります。
賦課方式において重要なのは、「カネを増やす事」ではなく、「経済を健全に維持拡大し続ける事」であり、その健全な経済の「生産力」を用いて高齢者の扶養を実現するものです。
年金の制度は、カネの力ではなく、モノを生み出す力に頼る制度が自然だと思います。
ところで、インフレになると、とりわけインフレ率が高くなると、貯めたおカネの価値が相対的に低下するため、高齢者の方々は不安に思われるかも知れません。積立方式の年金の場合はインフレを心配する人が増えるでしょう。このような制度だと、インフレに反対する世論が増え、インフレターゲットや金融緩和に反対する人も増えるかも知れません。
しかし積立方式が優れているかと言えば、欠点も多いでしょう。運用に失敗するリスクもあります。おまけに、多くの人が年金のためにおカネを使わず貯め込めば、経済を停滞させる事にもなります。運用のためにファンドが組まれ、世界的に投機に走るリスクもあります。「カネさえ増やせば良い」という姿勢になりがちです。
ですから、賦課方式の方が良いと思います。賦課方式の場合、労働年齢層の所得に税金をかけて財源とし、年金を支給するわけです。するとインフレになればその率に応じて税収も自然に増加することが間違いないからです(インフレとは循環通貨量が増大する事なので、それに課税すれば税率が同じでも税収は増大する)。つまり支給額が物価スライドになります。
賦課方式において重要なのは、「カネを増やす事」ではなく、「経済を健全に維持拡大し続ける事」であり、その健全な経済の「生産力」を用いて高齢者の扶養を実現するものです。
年金の制度は、カネの力ではなく、モノを生み出す力に頼る制度が自然だと思います。
豪雨に雷鳴、おまけに「緊急速報」で不眠
昨晩は豪雨で全然眠れなかった。いままでこんな長時間にわたって雷鳴が鳴り響いた事はないだろう、というほどの激しい雷鳴が長時間続いてうるさくて寝つけず、少し眠ったかと思ったら、今度は夜中の3時に、携帯電話がキンコンキンコンと緊急速報を鳴らしまくり、何かと思ったら豪雨による避難勧告だった。住んでいる場所が該当地域ではなかったので、そのまま寝たら、そのあと2回も緊急速報にたたき起こされた。
まあ、めったにある事ではないので仕方がないが、有難迷惑というやつだ。しかも携帯(iPhone)に緊急速報の機能があるとは知らされていなかったので驚いた。大地震が来るのかと思った。
あいかわらず、鼻がむずむずしてクシャミが出る。
まあ、めったにある事ではないので仕方がないが、有難迷惑というやつだ。しかも携帯(iPhone)に緊急速報の機能があるとは知らされていなかったので驚いた。大地震が来るのかと思った。
あいかわらず、鼻がむずむずしてクシャミが出る。
2014年9月10日水曜日
欧米は自業自得 イスラム国へ参加する若者
欧米の国々からイスラム国(ISIL)へ義勇兵として参加する若者が増えているそうです。欧米の政治家はこれを問題視し、英国はテロを恐れて帰国できないよう彼らのパスポートをはく奪するなどの圧力をかけるようです。しかし、自業自得というものです。自国の政治が貧弱だからこんな事になるのです。格差を放置し、富裕層を優遇してきた結果、人々、特に失業問題の最大の被害者である若者がイスラム教などの宗教に救いを求めるのは当然のなりゆきだと思います。
加えて欧米は「個人主義」が徹底されており、国民の団結心が無いのはあたりまえ。「個人の利益を最優先に追求するのが正しい」という文化ですから、そもそも「国を裏切る」とかいう発想があるはずがない。彼らの愛国心は「この国にいれば利益になる」という利益条件があって成り立つものであり、利益をもたらさない国なら出るのは当然しょう。
イスラム国の指導者のインタビューがテレビで放映されていました。いわく「若者は民主主義に失望し、イスラムに帰依する」。一言いわせてもらえば、それは少々誤解がある。「欧米型の個人利益最優先という薄情な民主主義に失望した」と言っていただきたいですね。
日本もそんな民主主義に侵されないようにあってほしいものです。
引っ越し完了・ネット接続
引っ越し荷物の配置がほぼ終わり、ネットにもようやく接続できました。ブログや記事を再開しようと思います。北海道は神奈川と空気が違うのか、やけにクシャミが出ます。引っ越し荷物の埃のせいかもしれませんけど。少なくとも、うわさ話では無いでしょう。いつも帰省すると風邪を引いていたので、要注意です。
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